オーストリア時相(読み)オーストリアじそう

最新 地学事典 「オーストリア時相」の解説

オーストリアじそう
オーストリア時相

Austrian phase

H.Stille(1924)が設定した褶曲時相の一つで,ほぼ白亜紀中ごろ。観念的には北部石灰アルプス北縁およびその内部に分布するCenomanian(と彼は考えた)より前で,この地域のNeocomianより後の時相。具体的には,彼がUpper Turonian~Senonianと考えたGosau層の前。一方,F.HeritschはGosauより前すなわちvorcenomanという表現をしているので,概念の内容としてはStilleのオーストリア時相とHeritschの先ゴザウ時相とは一致する。いずれにしろ,この運動がオーストリア・アルプス(東アルプス)のデッケ構造形成にとって最大の意味をもつので,オーストリアの名をとるという。

執筆者:

出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

関連語 山下

春になって暖かくなりかけた頃、急に寒さが戻って、地面などがまた凍りつく。《 季語・春 》[初出の実例]「七瀬御秡 同晦日也。〈略〉雪汁いてかへる」(出典:俳諧・誹諧初学抄(1641)初春)...

凍返るの用語解説を読む