お砂踏み

朝日新聞掲載「キーワード」の解説

お砂踏み

四国八十八カ所の札所の砂を踏めば、実際にお遍路をしたのと同じ御利益があるとされる風習。元々は、ご本尊を描いた88の掛け軸をかけ、その下に砂を入れた座布団のような麻袋を置いて踏んだという。江戸時代に入り、修行僧が中心だった霊場に豊かな商人が出かけるようになり、お遍路がブームに。この頃、商人らがお遍路を伝えようと全国各地へ砂を持ち帰り、「お砂踏み」が始まったとされる。交通手段が未発達で、四国が地理的に不便だったことから、お遍路を身近に感じるための手段だった。

(2014-06-18 朝日新聞 朝刊 福島全県 2地方)

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