かさ歯車(読み)かさはぐるま

百科事典マイペディア 「かさ歯車」の意味・わかりやすい解説

かさ(傘)歯車【かさはぐるま】

ベベルギヤとも。交差する2軸(ふつうは軸角90°)間に用いられる歯車で,円錐面に歯を設けたもの。歯すじが直線曲線かにより,直歯(すぐば)かさ歯車,曲歯(まがりば)かさ歯車の区別がある。曲歯かさ歯車には,斜歯(はすば)かさ歯車,山歯(やまば)かさ歯車,ゼロールギヤ(円弧歯すじのもの)などが含まれる。
→関連項目歯車

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世界大百科事典(旧版)内のかさ歯車の言及

【歯車】より

…この推力を打ち消すために2個のはすば歯車を組み合わせて歯筋のねじれが左右対称になるようにしたものにダブルヘリカルギヤ(図6‐e),やまば歯車(図6‐f)がある。(3)かさ歯車bevel gear 相交わる軸(ふつうは軸角90゜)の間に使われる歯車で,円錐面上に歯をもつ。歯筋の形で分類すると,直線状の歯筋が円錐の頂点に向かっているすぐばかさ歯車,歯筋は直線であるが,円錐の頂点には向かわずに傾斜しているはすばかさ歯車および歯筋が曲線状の曲がりばかさ歯車(図6‐g。…

※「かさ歯車」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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