岩石学辞典 「カセネ岩」の解説 カセネ岩 ネフェリンを含む輝石カーボナタイト.ホライト(hollaite)とソーヴ岩(soevite)の中間の岩石で,方解石(50~60%)と緑色輝石と少量のネフェリンなどを含んでいる[Brögger : 1921].メルタイグ岩とカーボネート・マグマの混成作用によると考えられる.輝石ソーヴ岩とした方がよいという意見がある[Eckermann : 1948].ノルウェー,テレマーク(Telemark),フェン(Fen)地域,カセネ(Kasene)に因む. 出典 朝倉書店岩石学辞典について 情報