混成作用(読み)コンセイサヨウ

関連語 名詞 中田 山崎

精選版 日本国語大辞典 「混成作用」の意味・読み・例文・類語

こんせい‐さよう【混成作用】

  1. 〘 名詞 〙 マグマと周囲の岩石とがまざりあって、新しい岩石を形成する作用。岩片やマグマの成分、マグマの温度圧力などの差により新しい組成や成分の岩石ができる。

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最新 地学事典 「混成作用」の解説

こんせいさよう
混成作用

(1)contamination
マグマが外来固体流体を同化して,その化学組成が変化する現象。しばしばマグマ分化の重要な要因の一つとみなされる。

(2)hybridization, hybridism
現在( 1 )と似た意味で用いられるが,多くの場合,マグマどうしの混合や初期に形成された物質を取り込んで,両者中間の組成の岩石が形成される現象を指す。もともとは,R.Bunsen(1851)が提唱した苦鉄質・珪長質の2 初生マグマ説を,M.J.Durocher(1857)が発展させ, 2 種マグマの混合によって岩石ができる作用の意味で使用。その後A.Harker(1904)はマグマと岩石との反応に対しても拡張して使用。
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参照項目:同化作用

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百科事典マイペディア 「混成作用」の意味・わかりやすい解説

混成作用【こんせいさよう】

(1)マグマの化学組成が外来物をとりこむことにより変化すること。マグマ分化の機構の一つ。(2)高度変成作用母岩とマグマ(多くは花コウ岩質)が混じり合って,ミグマタイトができる作用。ハイブリディズムともいう。

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「混成作用」の意味・わかりやすい解説

混成作用
こんせいさよう
hybridization; contamination

マグマが他の岩石や他のマグマと作用して,マグマ自身や他の岩石の組成を変える作用。 19世紀,20世紀初頭の岩石学では2種のマグマが混合し,中間の性質のマグマが生じることに対してこの言葉が使われた。現在ではマグマと周辺の岩石が反応し,マグマと岩石の組成が変化することに対して用いられる。

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