混成作用(読み)コンセイサヨウ

デジタル大辞泉 「混成作用」の意味・読み・例文・類語

こんせい‐さよう【混成作用】

混成岩を形成する作用
マグマが他の岩石を取り込んで化学組成が変化すること。

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精選版 日本国語大辞典 「混成作用」の意味・読み・例文・類語

こんせい‐さよう【混成作用】

  1. 〘 名詞 〙 マグマと周囲の岩石とがまざりあって、新しい岩石を形成する作用。岩片やマグマの成分、マグマの温度圧力などの差により新しい組成や成分の岩石ができる。

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百科事典マイペディア 「混成作用」の意味・わかりやすい解説

混成作用【こんせいさよう】

(1)マグマの化学組成が外来物をとりこむことにより変化すること。マグマ分化の機構一つ。(2)高度変成作用母岩とマグマ(多くは花コウ岩質)が混じり合って,ミグマタイトができる作用。ハイブリディズムともいう。

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「混成作用」の意味・わかりやすい解説

混成作用
こんせいさよう
hybridization; contamination

マグマが他の岩石や他のマグマと作用して,マグマ自身や他の岩石の組成を変える作用。 19世紀,20世紀初頭の岩石学では2種のマグマが混合し,中間性質のマグマが生じることに対してこの言葉が使われた。現在ではマグマと周辺の岩石が反応し,マグマと岩石の組成が変化することに対して用いられる。

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岩石学辞典 「混成作用」の解説

混成作用

混成岩を形成する過程

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