かといって

精選版 日本国語大辞典 「かといって」の意味・読み・例文・類語

かと‐いって

連語〙 (「そうだからといって」の意。接続詞的に用いられる) ある事柄をあげ、それから当然予想される対立的または付加的な事柄を打ち消す場合に用いる。そうかといって。
※竹沢先生と云ふ人(1924‐25)〈長与善郎〉竹沢先生東京を去る「その愉快相なグループの中へ不調和にわり込んで行く気にもなれず、かと云ってまさか我れ一人澄めりと云ったやうな超然たる顔つきで廊下へも出られず」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android