カニサイ

最新 地学事典 「カニサイ」の解説

カニサイ

学◆Brachypotherium pugnator

岐阜県可児(かに)市や長野県で部分的な化石が見つかっている絶滅奇蹄類で,サイ科アケラテリウム亜科に属する。1921年に可児市の平牧層(中新統下部)産標本で本種が記載された時はテレオケラス属ブラキポテリウム亜属に分類され,後にChilotheriumとされた。その後,2011年に本属に再同定された。また2009年には神奈川県から同属の臼歯も報告されている。可児市の化石はBrachypotheriumとしては古いものである。Brachypotheriumは頭部に角が無いサイ類で,ヨーロッパなどユーラシア大陸西部やアフリカ大陸にも分布したが,1種を除いて中新世末には絶滅した。

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出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

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