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臼歯 きゅうし molar

翻訳|molar

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

臼歯
きゅうし
molar

哺乳類の歯の一種で,歯列の両端後方にある。犬歯に続く小臼歯 (前臼歯) と,さらに奥の大臼歯 (後臼歯) に区別され,狭義には後者を臼歯という。先端はとがらず,食物の磨砕に適する。ヒトでは,俗に奥歯といい,小臼歯は8本,大臼歯は 12本ある。

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デジタル大辞泉の解説

うす‐ば【臼歯】

奥歯。きゅうし。
すり減って臼のような形になった老人の歯。〈和名抄

きゅう‐し〔キウ‐〕【臼歯】

哺乳類の歯のうち、奥に生えている歯。犬歯の隣に並ぶ前臼歯(小臼歯)とその奥の後臼歯(大臼歯)とがある。狭義には、乳歯を生じない後臼歯をさす。人間では表面が比較的平らな臼状をしている。おくば。うすば。

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百科事典マイペディアの解説

臼歯【きゅうし】

奥歯とも。哺乳(ほにゅう)類の歯のうち,犬歯より後方にあるもので,主として食物を摩砕する作用をもつ。食肉獣では肉を引き裂くのに適して咬頭が高くとがっていて,裂肉歯と呼ばれるのに対して,草食獣では草や葉をすりつぶしやすいようにひきうすのような形をしている。
→関連項目インレー修復

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栄養・生化学辞典の解説

臼歯

 永久歯で,4番より後ろの歯.狭義には大臼歯(6,7,8番)をmolar(molar tooth)といい,4,5番は小臼歯でpremolar(premolar tooth)という.

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世界大百科事典 第2版の解説

きゅうし【臼歯 molar teeth】

犬歯より後ろに生える歯をいう。ヒトの乳歯には左右上下のあごに各2本合計8本,永久歯には各5本合計20本ある。各5本の永久臼歯は,乳臼歯deciduous molarisの代生歯であり,臼前歯とも呼ばれる小臼歯bicuspids各2本と,発生学的には乳歯と考えられる大臼歯molaris3本からなる。大臼歯の代生歯はすでに退化してしまっている。智歯あるいは親知らずとも呼ばれる第3大臼歯も退化の経過をたどっている。

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大辞林 第三版の解説

うすば【臼歯】

臼歯きゆうし。奥歯。
すり減って臼のようになっている老人の歯。 〔和名抄〕

きゅうし【臼歯】

哺乳動物の上下の歯列の奥にある歯。前臼歯(小臼歯)と後臼歯(大臼歯)の区別があり、人間では上下左右にそれぞれ前臼歯二本、後臼歯三本がある。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

臼歯
きゅうし

哺乳(ほにゅう)類の上下両顎(がく)の左右最後部に位置する歯をいう。前方の小さいものを小臼歯(前臼歯)、後方の大きいものを大臼歯(後臼歯または単に臼歯)とよび、それらの形と数は動物の種類によって異なる。大臼歯は換歯せず、乳歯は存在しない。草食獣の臼歯の咬合(こうごう)面には小さな起伏があるが全体としては平らであり、食物の磨砕に適している。このように形・機能が挽臼(ひきうす)に似ていることからこの名がつけられている。肉食獣にも臼歯はあるが、形・機能は草食獣のものと異なり、咬合面はとがっていて、すりつぶすよりは、かみ切るのに適している。とくに臼歯列のほぼ中央にある1本の大きな歯(裂歯または裂肉歯)がそのおもな機能を果たし、前後の臼歯はかなり小さくなっている。ヒトを含む雑食性動物の臼歯の形および機能は、草食獣のものと肉食獣のものとの中間型である。その咬合面は肉食獣のものほどはとがらず、また草食獣のそれほどには臼状でない。[内堀雅行]

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世界大百科事典内の臼歯の言及

【歯】より

… 第4は,同じく爬虫類までの特色である同形歯性が変わったことである。古生代の哺乳類様爬虫類にきざしていたことであるが,各歯ごとに形状が分化し,前方から切歯(門歯)incisor,犬歯canine,小臼歯(しようきゆうし)(前臼歯)premolar,大臼歯molarという4種の群(これを歯種という)が区別される。このことを〈異形歯性〉と呼ぶ。…

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