カリシア(その他表記)Callisia; inch plant

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「カリシア」の意味・わかりやすい解説

カリシア
Callisia; inch plant

ツユクサ科カリシア属の総称メキシコから熱帯アメリカ地域にかけて約 12種が知られる。卵円形あるいは広披針形の葉が互生し,葉腋集散花序を形成する。葉の長さ3~5cmで,白色や黄白色の縦縞が入るカリシア・エレガンス C.elegansや,葉が長さ1~2cmの卵円形のカリシア・レペンス C.repensなどがおもに栽培される。いずれも匍匐するように伸び広がるので,吊り鉢仕立ての観葉植物として流通。夏期はグラウンドカバーにもよい。夏は半日陰,秋から春にかけては日当りのよい場所で管理する。過湿にすると徒長するため注意を要する。凍結しない程度で越冬する。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android