カルジャリ(その他表記)Kǔrdzhali

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「カルジャリ」の意味・わかりやすい解説

カルジャリ
Kǔrdzhali

ブルガリア南部,ハスコボ州の都市。東ロドピ山脈中のアルダ川沿岸に位置する。付近鉱山から産する鉛,スズ亜鉛の精錬加工工場のほか,アスベスト,たばこ,食品,印刷などの工場がある。市外にアルダ川の2つの大人造湖,カルジャリとストゥデンクラデネツがある。 1607年以後オスマン帝国治下のカルジャラとして知られたが,1913年ブカレスト条約によりブルガリア領となった。人口6万 1287 (1991推計) 。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android