かんかち

精選版 日本国語大辞典 「かんかち」の意味・読み・例文・類語

かん‐かち

  1. [ 1 ] 〘 副詞 〙 かたくて小さい物が、ぶつかりあって立てる音を表わす語。
  2. [ 2 ] 〘 形容動詞ナリ活用 〙
    1. 物がかたく凍るさま。
    2. 転じて、あることにこり固まっているさま。
      1. [初出の実例]「ただの見栄っぱりだ、かんかちの見栄っぱりで」(出典:よじょう(1952)〈山本周五郎〉四)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android