カンバルダ(その他表記)Kambalda

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「カンバルダ」の意味・わかりやすい解説

カンバルダ
Kambalda

オーストラリア,ウェスタンオーストラリア州南部,カルグーリーボールダーの南 56kmにある鉱山町。 1966年のニッケル鉱床発見により,ニッケルの採掘,精鉱処理のために 67年に建設された。ニッケル精鉱は輸出港エスペランスおよびクイナナ精錬所鉄道輸送される。近くのレフロイ湖では製塩が行われる。人口 3519 (1986) 。

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世界大百科事典(旧版)内のカンバルダの言及

【ウェスタン・オーストラリア[州]】より

…とくに鉄鉱石(全国生産量の90%以上),ニッケル(同100%),ボーキサイト,塩の産出州として重要。鉄鉱石の主要産地は北西部のピルバラPilbara地方,ニッケルは東部のカンバルダKambalda(カルグーリーの南)である。鉱産物輸出を中心に日本との結びつきも強い。…

【カルグーリー・ボールダー】より

…大陸横断の鉄道・道路が通り,パースからの長距離送水管(1903建設)で水を供給。1890年代以来の代表的金鉱都市であるが,現在は1960年代以降開発されたカンバルダKambalda(南53km)のニッケル資源が重要な経済基盤である。【谷内 達】。…

※「カンバルダ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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