クイナナ(読み)くいなな(その他表記)Kwinana

日本大百科全書(ニッポニカ) 「クイナナ」の意味・わかりやすい解説

クイナナ
くいなな
Kwinana

オーストラリア、ウェスタン・オーストラリア州、パース南郊の臨海工業地区。人口2万0812(2001)。1952年以来、石油精製鉄鋼、アルミナ精錬、ニッケル精錬、化学肥料などの工場が建設され、発展しつつある。名称は、かわいい少女を意味する先住民語に由来。

[谷内 達]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「クイナナ」の意味・わかりやすい解説

クイナナ
Kwinana

オーストラリア,ウェスタンオーストラリア州南西部の町。パース南郊のコックバーン湾に面する臨海工業地域で,同州唯一の重化学工業地帯をなす。石油精製,鉄鋼,アルミナ精錬,ニッケル精錬,化学肥料,セメントなどの工場や,火力発電所,小麦貯蔵積出施設などが 1950年代以降建設された。人口1万 7280 (1991推計) 。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android