カンプトン岩(読み)カンプトンがん(その他表記)camptonite

岩石学辞典 「カンプトン岩」の解説

カンプトン岩

優黒質中粒の褐色角閃石を含む閃緑岩質ランプロファイアで,斑晶にはバーケヴィ閃石,黒雲母,オージャイト,石基は拍子木状のラブラドライト,角閃石,オージャイトからなっている.チタンオージャイトが存在する.角閃石が多く,少量のアナルサイトがある[Rosenbusch : 1887].この岩石は斑状塩基性閃緑岩(porphyritic basic diorite)とされていたが,後にローゼンブッシュによってカンプトン岩と命名された[Hawes : 1878, Rosenbusch : 887].米国,ニューハンプシャーのカムプトン滝(Campton falls)に因む.

出典 朝倉書店岩石学辞典について 情報

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む