カーギュ派(読み)カーギュは(その他表記)bKa' brgyud pa

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「カーギュ派」の意味・わかりやすい解説

カーギュ派
カーギュは
bKa' brgyud pa

チベット仏教の一宗派。 11世紀以後に導入された無上瑜伽,母タントラを信奉する。マルパ・チューキ・ロドゥ (1012~97) からミラレパに受継がれ,ジェ・ガムポパ (79~1153) によってカーダム派の教義に引入れられ,教団仏教化したため,カルマ,パクモトゥ,ディグン,ツェル,ドウク,シャンなどの諸派に発展した。他方,ミラレパに立返ることを目指したニュンパ (聖狂者) と呼ばれるタントリストも現れた。 15世紀以後では新興の黄帽派によるカーダム派併合方針に対立して,カルマ派,特にその紅帽派が非改革派一般を動かし,ダライ・ラマ政権の成立まで争った。ドゥク派は 1616年以来ブータンに移り,その地を支配した。

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