現代外国人名録2016 「カーレドホッセイニ」の解説
カーレド ホッセイニ
Khaled Hosseini
- 職業・肩書
- 作家,医師
- 国籍
- 米国
- 生年月日
- 1965年
- 出生地
- アフガニスタン・カブール
- 経歴
- アフガニスタンの外交官一家に5人兄弟の長男として生まれ、1976年父親のパリ転勤に伴い出国。米国で高等教育を受け、’80年同国に亡命、米国籍を取得する。サンタ・クララ大学で生物学を専攻した後、カリフォルニア大学医学部で学ぶ。医師として働く傍ら執筆活動を始め、2003年、1970年代のカブールを舞台にした「君のためなら千回でも」でデビュー。同作品は世界的なベストセラーとなり、2007年映画化される。第2作「千の輝く太陽」(同年)は「ニューヨーク・タイムズ」紙のベストセラーリストで1位となるなど、2007年度に米国で最も売れた小説となった。第3作「そして山々はこだました」(2013年)も70ケ国以上で刊行が決定し、世界的ベストセラーとなる。また、2006年国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)の親善使節に任命され、自身でもNPO団体、カーレド・ホッセイニ・ファウンデーションを設立するなど、アフガニスタンの人々の支援にも取り組む。
出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報