がぶり寄り(読み)がぶりより

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「がぶり寄り」の意味・わかりやすい解説

がぶり寄り
がぶりより

相撲技術自分体重を利用して反動をつけながら,差し手からあおるように,ゆさぶるようにして寄りたてること。双葉山 (→双葉山定次 ) は右四つから,東富士は左四つからの,信夫山,鶴ヶ嶺はもろ差しからのがぶり寄りを得意とした。がぶり寄りは,がぶりのない寄りよりもずっと残りにくい。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

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