ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ガーリックバイン」の意味・わかりやすい解説 ガーリックバインPseudocalymma alliaceum; garlic vine ノウゼンカズラ科のつる性常緑低木。熱帯アメリカ原産。熱帯や亜熱帯の各地で広く露地栽培が行われ,よく分枝して4~5mに伸びる。国内では鉢植えが流通。卵状披針形で厚い革質の葉をもち,紫桃色の漏斗形の花を房状に咲かせる。花は時間がたつと白みを帯びて色あせる。茎葉に触れるとニンニク臭がするため,ガーリックバインやニンニクカズラの名で流通している。春から夏の生育期にはよく日に当て,枝が伸び過ぎたら切りつめる。冬は明るい室内で5℃以上に保ち,乾燥ぎみに管理。夏に挿木でふやす。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by