キカプー族(読み)キカプーぞく(その他表記)Kikapoo

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「キカプー族」の意味・わかりやすい解説

キカプー族
キカプーぞく
Kikapoo

アルゴンキン語を話す北アメリカインディアンの一民族。現在ではアメリカウィスコンシン州の一部に住んでいるが,17世紀にはニューヨークジョージア,アラバマ,テキサスの各州にまたがる広大な地域に進出していた。夏と冬の村をもち,ミズーリ川の東でトウモロコシカボチャ豆類栽培,西の大平原では野牛狩りを行なった。いくつかの外婚的父系氏族から成っていたが,次第に全体の統制力が弱まり,各村落が独立するようになった。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

1 食肉目クマ科の哺乳類の総称。全般に大形で、がっしりした体格をし、足の裏をかかとまで地面につけて歩く。ヨーロッパ・アジア・北アメリカおよび南アメリカ北部に分布し、ホッキョクグマ・マレーグマなど7種が...

熊の用語解説を読む