ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「キサビビョウキン」の意味・わかりやすい解説 キサビビョウキン(黄銹病菌)キサビビョウキンPuccinia; yellow rust 担子菌類サビキン目に属する。ムギ類の茎,葉,穂に発生する銹病菌で,罹病部に胞子堆を列状に生じ,黄色い粉 (夏胞子) を飛散させる。ひどいときには葉は巻上がり,枯死する。ムギ類銹病菌のうちいちばん低温で繁殖するので,発生は早期である。中間宿主はまだ不明である。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by