夏胞子(読み)なつほうし(その他表記)uredospore; urediospore

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「夏胞子」の意味・わかりやすい解説

夏胞子
なつほうし
uredospore; urediospore

銹菌 (さびきん) 類が生じる5種に及ぶ胞子のうち一種銹胞子に由来する菌糸体に形成される夏胞子器内に,多数の二核性の胞子として生じる。そこから生じてきた菌糸は再び夏胞子を生じるほか,季節によって冬胞子を生じる。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android