キバウミニナ(その他表記)Terebralia palustris; mud creeper

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「キバウミニナ」の意味・わかりやすい解説

キバウミニナ
Terebralia palustris; mud creeper

軟体動物門腹足綱ウミニナ科の巻貝。殻高 9cm,殻径約 4cm。殻は厚質堅固,高円錐形で黒褐色。螺塔は 12階で,螺層のふくらみは弱い。上方の螺層には縦肋があるが,下方で弱くなり消失する。また,細い螺状溝をめぐらし縦肋を横切る。殻口の外唇は厚くて丸く,水管溝は後背に湾入する。ふたは革質,褐色で多旋型。八重山諸島以南の東南アジアのマングローブ湿地の泥上に群生し,落ち葉を食べる。同様の環境に生息するマドモチウミニナ T.sulcataは外層先端が殻底に融合して水管が閉じる。国内ではマドモチウミニナは沖縄本島に,キバウミニナは八重山諸島にのみ生息し,2種が混生することはない。(→腹足類

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

冬に 4日間暖かい日が続くと 3日間寒い日が続き,また暖かい日が訪れるというように,7日の周期で寒暖が繰り返されることをいう。朝鮮半島や中国北東部の冬に典型的な気象現象で,日本でもみられる。冬のシベリ...

三寒四温の用語解説を読む