八重山諸島(読み)やえやましょとう

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

八重山諸島
やえやましょとう

沖縄県西部,日本の南西端にある諸島宮古諸島と合わせて先島諸島と呼ばれる。石垣島那覇市から約 410km),西表島与那国島竹富島を中心に尖閣諸島など無人島を合わせ 32の島々からなる。行政的には石垣市竹富町与那国町に属する。面積は西表島が最大であるが,政治,経済の中心は石垣島で,石垣市に八重山事務所がある。琉球王朝時代,石垣島の北部や西表島に強制的な植民が行なわれたが,マラリアのため失敗。第2次世界大戦後のマラリア撲滅の成功で,1950~57年に沖縄島宮古島から自由移住者,計画的集団移住者が入植して定着。パイナップルサトウキビ栽培が普及して豊かな農業地域を形成。琉球王朝時代の名残りをとどめる民謡舞踊が多く,古代の祭事,行事も伝承されている。亜熱帯の離島で豊かな自然に恵まれ,米原のヤエヤマヤシ群落など 10件の国指定の天然記念物がある。石垣島,西表島,竹富島,波照間島鳩間島西表石垣国立公園に属する。

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精選版 日本国語大辞典の解説

やえやま‐しょとう やへやまショタウ【八重山諸島】

沖縄県南西部の諸島。石垣島・西表(いりおもて)島の二大島と竹富島・黒島などの小島から成る。主島の石垣島は石垣市を形成。パイナップル、サトウキビを主産物とする。西表国立公園がある。八重山列島。

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