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腹足類 ふくそくるい Gastropoda

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

腹足類
ふくそくるい
Gastropoda

軟体動物門腹足綱の貝の総称。従来は鰓の位置・有無から前鰓類,後鰓類,有肺類の3亜綱に分類されていたが,近年後鰓類と有肺類を合せて異鰓類と呼ぶ傾向がある。いわゆる巻貝類で,通常背上に巻いた殻をもつもの (アワビサザエバイなど) をいうが,笠形の殻をもつカサガイや,殻を失ったウミウシ類 (アオウミウシマダラウミウシなど) ,ナメクジなども含まれる。

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デジタル大辞泉の解説

ふくそく‐るい【腹足類】

腹足綱の軟体動物の総称。巻き貝の類で、多くは体がねじれて左右不相称となり、螺旋(らせん)形の貝殻をもつ。腹面全部が幅広い足となり、はい歩くものが多い。陸産・淡水産・海産があり、アワビなどの前鰓(ぜんさい)類ウミウシなどの後鰓類カタツムリなどの有肺類の3亜綱に分けられる。

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百科事典マイペディアの解説

腹足類【ふくそくるい】

巻貝類とも。軟体動物中最大の綱。貝殻は普通らせん状に巻いているが,笠(かさ)形のもの,消失したものも多い。頭部には触角と眼があり,口には歯舌を備える。足は一般に扁平で,はうのに適する。

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栄養・生化学辞典の解説

腹足類

 マキガイ綱のことで,クロアワビトコブシなどが属する.

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世界大百科事典 第2版の解説

ふくそくるい【腹足類】

腹足綱Gastropodaに属する軟体動物の総称。巻貝類のこと。体を覆って巻いた石灰質の殻を背上にもち,その中に内臓が入っている。頭には触角,眼,口がある。体の下側には大きい足と広平な足うらがあり,はうのに適している。発生中に体が180度ねじれるので,肛門は背上の外套(がいとう)膜の中に開き前方を向いている。また左右の神経はねじれのため交差している。これが腹足類の基本的体制であるが,オキナエビス,アワビなど原始的な類では左右対称でえらなども1対あるが,進化した類では多くは右側の器官が退化して左右不相称になる。

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大辞林 第三版の解説

ふくそくるい【腹足類】

軟体動物門の一綱。大部分が螺旋らせん状の殻をもち、体制は左右相称。頭部には触角・目・口があり、腹面は幅広い足となる。サザエ・アワビ・タニシなどの水産巻貝を含む前鰓ぜんさい類、ウミウシなどの類を含む後鰓類、カタツムリ・ナメクジなどの陸産貝類を含む有肺類の三亜綱に分けられる。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

腹足類
ふくそくるい

軟体動物門の一綱。この綱Gastropodaはいわゆる巻き貝の類で、通常、巻いた貝殻の中に軟体が入り、体の腹面が全部足裏になっているのでこの名がある。殻は殻頂から殻口へしだいに太くなり、左右いずれかに巻いているが、多くが右巻きである。殻の蓋(ふた)は足の背後についており、軟体を殻内に入れたとき殻口を閉じる役目をしている。軟体は普通、頭部に一対の触角と目をもつが、目を欠くものもある。口には歯舌がある。足は広くて平らな足裏になり、はうのに適していて、肛門(こうもん)や生殖孔は外套腔(がいとうこう)に開くようになっている。内臓は殻内に収まる。
 この類は、えらが心臓の前方にあり雌雄異体の前鰓(ぜんさい)類、えらが心臓の後方にあり雌雄同体の後鰓類、えらがなく外套膜が変化した肺で呼吸する有肺類の三亜綱に分けられる。海水、淡水、陸上のいずれにも分布し、自由生活をしている。[奥谷喬司]

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