現代外国人名録2016 「キム・ヨンウン」の解説
キム・ヨンウン
金 容雲
Kim Yong-woon
- 職業・肩書
- 数学者,哲学者,文化評論家 漢陽大学名誉教授
- 国籍
- 韓国
- 生年月日
- 1927年9月6日
- 出生地
- 東京都
- 専門
- 位相数学, 数学史, 文明論, 比較文化論, 外交論
- 学歴
- 早稲田大学鉱山学科〔1947年〕中退,朝鮮大学〔1958年〕卒,オーボンヌ大学卒,アルバータ大学大学院博士課程修了
- 学位
- 理学博士(アルバータ大学)〔1967年〕
- 勲章褒章
- 旭日重光章(日本)〔2009年〕
- 受賞
- 韓国出版文化賞,ソウル市文化賞
- 経歴
- 東京で生まれるが、1947年解放後の韓国に帰国し、朝鮮動乱を体験する。’58年から米国、カナダで学究生活を続け、米国ウィスコンシン州立大学助教授を経て、’69年から漢陽大学教授、’93年名誉教授。同年6月から国際日本文化研究センター客員教授。韓日文化交流会議韓国側委員長も務め、日本の大衆文化開放の必要性を韓国で訴え、現在の活発な文化交流の基礎を固めた。知日派で、日韓問題などについての評論でも知られ、日本語による日韓比較論「韓国人と日本人」「日韓民族の原型」や「訪れる没落」「日本の喜劇」「『かしこ型』日本人と『かちき型』韓国人」「醜い日本人―『嫌韓』対『反日』をこえて」の著書がある。
出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報