キルヒホフの電気回路の法則(読み)キルヒホフのでんきかいろのほうそく(その他表記)Kirchhoff's circuit rule

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 の解説

キルヒホフの電気回路の法則
キルヒホフのでんきかいろのほうそく
Kirchhoff's circuit rule

電気回路における枝電流と枝電圧を求めるために用いられる法則で,非線形回路においても成立する基本的な法則。 1849年に G.キルヒホフにより明らかにされた次の2つの法則から成る。1つは回路中の任意の節点 (結合点) に流れ込む電流の代数和はゼロであるという法則で,キルヒホフの電流則と呼ばれる。ただし,このとき流出する電流の符号は負とする。もう1つは回路中の任意の閉路に沿って電圧の代数和はゼロであるという法則で,これをキルヒホフの電圧則という。この定理は正弦波定常状態におけるフェザー表現におけるベクトルに対しても成立する。回路解析においてはキルヒホフの法則と各素子における電流-電圧特性を結合することでなされる。

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