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「キージ島の木造教会」の意味・わかりやすい解説
キージ島の木造教会【キージとうのもくぞうきょうかい】
ロシアの北西部,カレリア地方に位置するオネガ湖に浮かぶ小島キージ島にある木造教会。18世紀に建てられた22のタマネギ形の屋根が重なって上にのびる高さ37mのプレオブランジェスカヤ教会と隣接して建つ鐘楼とポクロフスカヤ教会が特異な姿を見せている。また島内には14〜18世紀に建てられたロシアの伝統的木造建築が移築されていて,島全体が景観保存区に指定されている。1990年世界文化遺産に登録。
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