ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「オネガ湖」の意味・わかりやすい解説
オネガ湖
オネガこ
ozero Onezhskoe
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ロシア連邦北西部、カレリア共和国にある淡水湖。英語名Lake Onega。面積約9890平方キロメートル、長さ245キロメートル、最大幅91キロメートル。サンクト・ペテルブルグ北方に広がるラドガ湖に次いでヨーロッパ第二の湖。北岸は氷食地形の影響で屈曲が著しく断崖(だんがい)が多いのに対し、南、東、西の三方の岸は砂丘と低平な湿原となっている。構造性の湖で、最深部(127メートル)の位置は湖盆の北西部にある。6~8月は水位が高く、3~4月は水位が低く、水位変動は最大190センチメートルに達する。夏季の水温は中央部で20~24℃、湖面の氷結は11月に沿岸部から始まり、1月末までかかる。解氷は4月に南部から始まり、5月中旬までかかる。ビテグラ川、ボドラ川など58の河川が流入し、スビリ川が流出して西方のラドガ湖に注ぐ。湖はバルト海―ボルガ川を結ぶ水上交通路の幹線で、南岸に沿ってオネガ運河、北岸には白海バルト海運河がある。主要港は西岸のペトロザボーツク。ウグイ、カワカマス(シチュカ)、サケなどの漁獲がある。
[津沢正晴]
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