ギヤン遺跡(読み)ギヤンいせき(その他表記)Tepe Giyan

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ギヤン遺跡」の意味・わかりやすい解説

ギヤン遺跡
ギヤンいせき
Tepe Giyan

イラン西部,ルリスターン地方の先史遺跡。 1931年よりフランスの G.コントノー,R.ギルシュマンらによって発掘,調査が行われ,第1層から第5層までの文化段階が確認された。特に第3層から第5層はメソポタミアにおけるハッスーナ時代から初期王朝にいたる時期と対比され,カーシャーン地方のテペシアルク,ダームガーン地方のテペ・ヒッサルとともに,イラン高原における先史時代文化を初めて明らかにしたことで有名。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む