ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ギルシュマン」の意味・わかりやすい解説
ギルシュマン
Ghirshman, Roman
[没]1979. ブダペスト
ロシア生まれのフランスの考古学者。ソルボンヌ大学,パリ大学エコール・ド・ルーブルでアッシリア語,古代オリエント学を学ぶ。 1930年イラクのテッロー (古代名ラガシュ) の発掘に参加,その後イランに移り,テペギヤン (1931~32) ,テペシアルク (1933~35,1937) ,スーサ (1946~67) ,チョガザンビル (1951~62) の発掘を行ない,特に先史考古学の分野で多大の成果をあげた。なおこの間にアフガニスタンのフランス考古学調査団長やカイロのフランス考古学研究所所長を歴任した。主著『イランの古代文化』 Iran,des origines à l'Islam (1950) 。
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