ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「イラン高原」の意味・わかりやすい解説
イラン高原
イランこうげん
Plateau of Iran
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北をアルボルズ山脈、南をザーグロス山脈に囲まれた、標高1000メートルを超える三角形の高原地帯。イラン国土の大部分を占める。中央アジアと西アジアの掛け橋として、古代から重要な歴史的役割を果たしてきた。冬季に若干の降水はみられるものの概して乾燥しており、年降水量は250ミリメートルに達しない。高原中央部にはカビール、ルートの二大砂漠が横たわっている。しかし渓谷部や砂漠周辺の天然オアシスのほか、カナート(集水暗渠(あんきょ))による人工灌漑(かんがい)が行われて集落形成を可能にしたため、テヘラン、シーラーズ、イスファハーンなどの主要都市が高原内部に多く存在している。
[香川優子]
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