クモノスケイソウ(読み)クモノスケイソウ(その他表記)Arachnoidiscus

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「クモノスケイソウ」の意味・わかりやすい解説

クモノスケイソウ(蜘蛛の巣ケイ藻)
クモノスケイソウ
Arachnoidiscus

ケイ藻類中心ケイ藻類コアミケイソウ科の藻。海産プランクトンとして日本各地の沿岸で採集されている。細胞は薄い円板状で,殻面の中心から放射状に出た線紋とそれと直交する同心円状の線紋との形状がクモの巣を想起させるのでこの名がつけられた。各細胞の直径は 100~170μm。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む