クヤウィ(その他表記)Kujawy

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「クヤウィ」の意味・わかりやすい解説

クヤウィ
Kujawy

ポーランド中部の歴史的地方名。ラテン語ではクヤウィア Cujavia。ビドゴシュチ南西のノテチ川上流からウウォツワウェク北西のウィスワ川左岸に広がる平野と盆地からなる。湖沼が点在する肥沃な土地として知られ,ライムギ,ジャガイモ,カラスムギ,コムギ,サトウダイコンなどを産し,牧畜も盛ん。 1138年,ボレスワフ3世 (唇曲王) から二男ボレスワフに授与されて,マゾフシェ=クヤウィ公国の一部となり,公国はその後,再分割,統合の歴史を繰り返した。 1793年の第2次ポーランド分割後は全域が一時プロシア占領下に入ったが,1815年には東部がロシア領ポーランドとなり,全域がポーランドに戻ったのは 1918年。トルン博物館にはクヤウィ地方の農家の木造建築,調度類,諸道具が多数所蔵されている。

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