岩石学辞典 「クラゲレ岩」の解説 クラゲレ岩 ルチルに富む曹長石アプライトの脈岩で,曹長石,オリゴクレース,±少量のマイクロクリン,5~20%のルチルを含み,副成分には黒雲母,鉄鉱物が伴われるもの[Brögger : 1905].アクチノ閃石や電気石を含むものも知られている.krageriteは同じ岩石で字の綴りを間違えたものである[Tomkeieff : 1983].ノルウェー南部,アレンダル(Arendal)のクラゲレ(Krageroe)に因む. 出典 朝倉書店岩石学辞典について 情報