クラメルの規則(読み)クラメルのきそく(その他表記)Cramer's rule of determinant solution

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「クラメルの規則」の意味・わかりやすい解説

クラメルの規則
クラメルのきそく
Cramer's rule of determinant solution

クラメルの公式ともいう。スイス数学者 G.クラメル (1704~52) によって示された連立1次方程式の解を与える公式。連立1次方程式
係数行列式 D= det (aij) が0でないとき,その行列 ( aij ) の第 k 列成分を右辺b1,…,bn で置き換えた行列式を Dj とおけば (k=1,2,…,n) ,解 xkDk/D(k=1,2,…,n) で与えられるという公式である。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む