クラール川(読み)クラールがわ(英語表記)Klarälven

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「クラール川」の意味・わかりやすい解説

クラール川
クラールがわ
Klarälven

スウェーデン西部の川。スウェーデン国境に近いノルウェー国内のフェームン湖の南端に源を発し,ノルウェーではトリューシール川と呼ばれるが,約 100km南流してスウェーデンに入り,クラール川となる。遡航終点のムンクフォルスを経て,カルルスタードでベーネルン湖に流入する。全長 344km。発電,木材搬出用河川として重要。

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「クラール川」の意味・わかりやすい解説

クラール川
くらーるがわ
Klarälven

スカンジナビア山脈南部に水源を発し、ノルウェー領内を南流して、スウェーデンのベーネルン湖に注ぐ川。長さ460キロメートル、流域面積1万1820平方キロメートル。ベーネルン・イョータ川水系の上流部を占め、水力発電が盛んである。

[田口雄作]

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