ベーネルン湖(読み)ベーネルンコ

デジタル大辞泉 「ベーネルン湖」の意味・読み・例文・類語

ベーネルン‐こ【ベーネルン湖】

Vänern》スウェーデン南部にある同国最大、ヨーロッパで3番目に大きい湖。最大水深106メートル。クラール川など多く河川流入イェータ川を通って流出し、イェータ運河につながる水路一部を成す。湖岸にはカールスタード、クリスティーネハムン、リードヒェーピングなどの工業都市が多い。ベーネル湖

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関連語 ほか

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ベーネルン湖」の意味・わかりやすい解説

ベーネルン湖
ベーネルンこ
Vänern

スウェーデン南部にある西ヨーロッパ最大の湖。面積 5648km2周囲 1940km。最大水深 106m。クラール川をはじめ多数の河川が流入する淡水湖。カテガト海峡沿岸の都市エーテボリと東のストックホルムを結ぶイェータ運河の一部を成す。周囲にはカルルスタード,クリスチーネハムン,リードチェピング,ベーネルスボリなどの重要な産業都市がある。

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「ベーネルン湖」の意味・わかりやすい解説

ベーネルン湖
べーねるんこ
Vänern

スウェーデン南部にある同国最大の湖。ヨーロッパではラドガ湖オネガ湖に次ぎ第3位。面積5585平方キロメートル、容積9.4立方キロメートル、最大水深89メートル。製材パルプ製紙などの工場や都市からの廃水によって一時的に汚染が進んだが、対策が功を奏して回復している。水産業が盛んなほか、水資源保養地としても重要である。

[田口雄作]

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