クルク・ハワ(読み)クルクハワ

百科事典マイペディア 「クルク・ハワ」の意味・わかりやすい解説

クルク・ハワ

トルコ民謡のリズム様式。明確な拍をもった拍節リズムで歌われる様式。装飾をほとんど付けず,比較的狭い音域で歌われる。舞踊歌はこの様式で歌われる。→ウズン・ハワ

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世界大百科事典(旧版)内のクルク・ハワの言及

【トルコ音楽】より

…民謡はチュルキュtürkü(〈トルコ人の〉の意)と総称され,芸術歌曲シャルクşarkı(〈東方の〉の意)と明確に区別される。民謡は二つの対照的な様式に分けて考えられ,それは中央アジアのモンゴル民謡とも共通するもので,ウズン・ハワ(長い旋律)とクルク・ハワ(切れ切れの旋律)である。前者は自由なリズムで広い音域の下降的旋律線や豊かな装飾音をもつ歌で,一般にボズラックbozlakと呼ばれる歌や死者への悲歌アウートâğıtなど。…

※「クルク・ハワ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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