ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「クロハリイ」の意味・わかりやすい解説 クロハリイ(黒針藺)クロハリイEleocharis kamtschatica カヤツリグサ科の多年草。ヒメハリイともいう。アジア東部と北アメリカの温帯に分布し,日本では各地の海岸近くの日当りのよい湿地に生じる。根茎は横にはい,ひげ根を出す。茎は細長い円柱形で直立して約 30cmの高さとなる。葉は退化して褐色の鞘状になる。夏秋の頃,茎頂に暗紫褐色,長楕円形の小穂を単生する。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by