グラントウィルソン(英語表記)C.Grant Willson

現代外国人名録2016 「グラントウィルソン」の解説

グラント ウィルソン
C.Grant Willson

職業・肩書
化学者 テキサス大学オースティン校教授

国籍
米国

生年月日
1939年3月30日

専門
有機化学, 半導体

学歴
カリフォルニア大学バークレー校(化学)〔1962年〕卒,カリフォルニア州立大学サンディエゴ校(有機化学)修士課程修了

学位
博士号(有機化学,カリフォルニア大学バークレー校)〔1973年〕

受賞
日本国際賞(第29回)〔2013年〕

経歴
1973年カリフォルニア州立大学ロングビーチ校准教授、’74年カリフォルニア大学サンディエゴ校准教授、’78〜93年IBMサンノゼ研究センターフェロー兼ポリマー科学技術開発責任者を務める。’93年からテキサス大学オースティン校教授。この間、IBMの半導体材料の責任者を務めていた’79年よりカナダ・オタワ大学のジャン・フレシィエ博士、のちにニューヨーク州立大学の伊藤洋博士を加え、半導体回路の微細化のために新材料の開発に取り組み、’82年新材料“化学増幅レジスト”を発表した。この開発により、半導体回路の集積度を大幅に上げ、大容量化を実現、またパソコンや携帯電話などの普及を支えた。

出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報

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