グラントリアン

デジタル大辞泉プラス 「グラントリアン」の解説

グラントリアン

18世紀に誕生したフランス秘密結社。イギリスのフリーメーソン組織から独立して1773年に成立組織名フランス語で“偉大な東”の意で、太陽の昇る方角すなわち「光」を意図した命名

出典 小学館デジタル大辞泉プラスについて 情報

世界大百科事典(旧版)内のグラントリアンの言及

【フリーメーソン】より

…また,1ドル紙幣ピラミッドやその上に浮かぶ目の図柄は,フリーメーソンの教義を反映しているともいわれている。【種村 季弘】
[各国での活動史]
 フリーメーソンの性格が変化したのは,フランスにグラントリアンGrand Orient(大東社)が1773年に成立し,フランス革命に参画して以降といわれる。イギリス本国のフリーメーソンが一般に政治問題を会合で話題にすることがなかったのに対し,グラントリアンの傘下に入った大陸系フリーメーソンはむしろ積極的に社会改革を推進した。…

※「グラントリアン」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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