グリプタル樹脂(読み)グリプタルじゅし(その他表記)glyptal resin

改訂新版 世界大百科事典 「グリプタル樹脂」の意味・わかりやすい解説

グリプタル樹脂 (グリプタルじゅし)
glyptal resin

グリセリンフタル酸を主原料とするアルキド樹脂で,グリセリンglycerineのグリgly,フタル酸phthalic acidのフタルphthalから名づけられた(GE社の商品名)。グリプタル樹脂のみでの用途はなく,この系に乾性油あるいは不飽和脂肪酸などを加えて変性し,常温硬化性の塗料用樹脂または焼付塗料用樹脂として用いられる。
アルキド樹脂
執筆者:

出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報

関連語 正信 森川

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む