けち太い(読み)ケチブトイ

デジタル大辞泉 「けち太い」の意味・読み・例文・類語

けち‐ぶと・い【けち太い】

[形]近世語》ずうずうしい。ずぶとい。
「―・い二才野郎ぢゃな」〈伎・幼稚子敵討

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

関連語 実例 出典

精選版 日本国語大辞典 「けち太い」の意味・読み・例文・類語

けち‐ぶと・い【けち太】

  1. 〘 形容詞口語形活用 〙 ( 「けち」は接頭語 ) ずうずうしい。図太い。横着である。
    1. [初出の実例]「子供ごかしに親めが助からふといふ事か。ヱエ、けちぶとい女め」(出典:浄瑠璃・夏祭浪花鑑(1745)二)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android