現代外国人名録2016 「ケマルゲキチ」の解説
ケマル ゲキチ
Kemal Gekić
- 職業・肩書
- ピアニスト
- 国籍
- 米国
- 生年月日
- 1962年
- 出生地
- ユーゴスラビア・クロアチア共和国スプリト(クロアチア)
- 学歴
- ノビサド音楽大学〔1982年〕卒
- 受賞
- 西ドイツ・ショパン協会ベスト・ソナタ賞,リスト国際ピアノコンクール第2位〔1981年〕
- 経歴
- 3歳にして楽才を現わし、ピアノの即興演奏を行う。幼い頃から音楽的な環境の中で育ち、ノビサド音楽大学在学中から独奏活動を開始。1982年卒業と同時に母校の助教授に。’85年のショパン国際ピアノコンクールではブーニンとともに優勝候補の一人とされたが、あまりに個性的な演奏のため審査評が分かれ本選進出にはいたらなかった。ロマン派音楽を得意とし、’94年ビクターよりCD「リスト超絶技巧練習曲」を発売。’99年渡米中にユーゴスラビア紛争が勃発、帰国できなくなってそのまま米国に留まり、フロリダ国際大学教授などを務める。’89年初来日、以来、来日多数。
出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報