現代外国人名録2016 「ゲルハルトエルトゥル」の解説
ゲルハルト エルトゥル
Gerhard Ertl
- 職業・肩書
- 化学者 マックス・プランク研究協会フリッツ・ハーバー研究所名誉教授
- 国籍
- ドイツ
- 生年月日
- 1936年10月10日
- 出生地
- バーデン・ビュルテンベルク州シュトゥットガルト
- 専門
- 触媒化学
- 学歴
- シュトゥットガルト工科大学物理学科〔1961年〕卒
- 学位
- 理学博士(ミュンヘン工科大学)〔1965年〕
- 受賞
- ノーベル化学賞〔2007年〕,ポール・H.エメット賞(米国触媒化学会)〔1979年〕,E.W.ミュラー賞(ウィスコンシン大学)〔1979年〕,C.F.ガウス・メダル(ブラウンシュバイク科学協会)〔1985年〕,リービヒ・メダル〔1987年〕,日本国際賞(第8回)〔1992年〕
- 経歴
- ミュンヘン工科大学助手兼講師を経て、1968〜73年ハノーファー工科大学教授、’73〜86年ミュンヘン大学教授、’86年からマックス・プランク研究協会フリッツ・ハーバー研究所(ベルリン)所長兼ベルリン自由大学教授兼ベルリン工科大学教授。のち同研究所名誉教授。2007年ノーベル化学賞を受賞。世界に先駆け金属表面での化学反応を解明、半導体などの“材料界面”と呼ばれる分野に大きな波及効果をもたらした。著書に「Low energy electrons and surface chemistry」(共著,1974年)、「The nature of the chemical bond」(共著,’78年)。
出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報