こくわ(読み)コクワ

デジタル大辞泉 「こくわ」の意味・読み・例文・類語

こくわ〔こくは〕

サルナシ別名

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「こくわ」の意味・読み・例文・類語

こくわこくは

  1. 〘 名詞 〙 植物さるなし(猿梨)」の異名。〔十巻本和名抄(934頃)〕

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世界大百科事典(旧版)内のこくわの言及

【サルナシ】より

…果実は長球形の液果で長さ約2.5cm,淡緑黄色に熟する。コクワの名で果物としても利用されるが,甘酸の味が適度で美味である。種子は多数で黒ごま状。…

【マタタビ】より

…マタタビより北方に分布し,日本(北海道~四国),朝鮮,中国,シベリアに見られる。サルナシA.arguta Planch.(別名コクワ)はマタタビよりも幅広く,光沢のある葉を有する落葉つる性木本で,果実は円卵形,径1.5~2cmになり,熟しても緑色だが芳香と甘味があって美味である。日本から中国東北地方に分布する。…

※「こくわ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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