最新 地学事典 「コスチョーンキ遺跡群」の解説
コスチョーンキいせきぐん
コスチョーンキ遺跡群
Kostenki site group
ヨーロッパ・ロシアのドン河流域に分布する25ヵ所の開地遺跡。コスチョーンキ・ボルシェーワ遺跡群と呼ばれることが多い。遺跡は第1段丘と第2段丘上に立地。第2段丘上の遺跡はウマなどの動物遺存体を伴う。火山灰学と土壌学的分析により,火山灰より下層の文化は,3.6万~3.2万年前。これより新しい後期旧石器文化(2.5万~1万年前)は第1段丘上に立地。大型住居跡やマンモスの骨組みによる住居跡の存在が唱えられてきたが,最近再評価が行われ,住居跡説に疑問も出されている。
執筆者:梶原 洋
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

