コンウェンツス(その他表記)conventus

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「コンウェンツス」の意味・わかりやすい解説

コンウェンツス
conventus

原義は「集会」の意。通例次の2つをさす。 (1) ローマ共和政末期の属州に設けられた審問廷。帝政期にはスペインのように皇帝礼拝を行う機関ともなった。 (2) 特にローマ帝国の東方属州にいるイタリア人たちの宗教的集会。彼らは各地方政界に重きをなし,地方総督の裁判・行政上の諮問に答えた。これらコンウェンツスは帝国内のローマ化が進展するにつれて消滅した。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む