コンスタンディノス1世(その他表記)Konstantinos Ⅰ

山川 世界史小辞典 改訂新版 「コンスタンディノス1世」の解説

コンスタンディノス1世(コンスタンディノスいっせい)
Konstantinos Ⅰ

1868~1922(在位1913~17,20~22)

第3代ギリシア国王。プロイセンヴィルヘルム2世の妹ソフィアと結婚。ギリシア軍総司令官として1897年対オスマン戦争,1912~13年バルカン戦争に参加した。第一次世界大戦では中立を主張し,連合国側での参戦を説く首相ヴェニゼロスと対立し,17年イギリスとフランス圧力で退位した。20年ヴェニゼロスの選挙敗退と国民投票によって復位するが,22年メガリ・イデアの実現をめざすアナトリアでのギリシア軍敗退によって退位し,パレルモで死去した。

出典 山川出版社「山川 世界史小辞典 改訂新版」山川 世界史小辞典 改訂新版について 情報

関連語 イデア

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む