最新 地学事典 「コーダ波」の解説
コーダは
コーダ波
Coda wave
地震記録上,S波の後に続く波群の名称。終期微動とも。P波・S波・表面波が震源から去った後に残る震源近くでの地震動を表す。近地地震の場合,コーダ波の到来方向は特定できない場合が多く,主に地中の不均質構造によって散乱された非干渉的なS波からなると考えられている。周期が長くなると,コーダ波の主な構成要素は散乱された表面波となる。コーダ波の振幅減少のしかたは震源距離に依存しないことが知られており,この継続時間は地震マグニチュードの決定に用いられる。参考文献:K.Aki et al.(1975) J. Geoph. Res., Vol.80:3322
執筆者:佐藤 春夫
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

